フォトブックを作成しようとする人に、いくつか注意点をお伝えします。とはいっても、実はそれほど注意しなくても全然構わないのです。なぜなら、元の写真データは今やデジタル化されています。フォトブック作成にかかる費用も、これも今や失敗が許されないほどの値段では決してありません。
ということで、初めのうちは失敗もしながら、試行錯誤で行っても全く構わず、むしろそのような積み重ねが、最終的には自分らしいフォトブック作成に繋がるのかもしれません。しかし、それでも一般的な注意点というのはありますから、参考までに聞いておいて損はないでしょう。一つ、テーマを明らかにすることです。何でも詰め込むのはよくありません。
これは常識的なことで、例えばある1ヶ月間に撮った写真を、旅行も食事も日常も何でもかんでも詰め込もうとするのが良くないことは、誰でも分かるでしょう。しかし、ではある旅行だけに絞るとして、その中ではもうランダムにとにかく気に入った写真を選んで並べる、という人は多いのではないでしょうか。これではテーマを明らかにしたことになりません。子供の姿に焦点を当てるのか、行った先の風景に焦点を当てるのか、というようなところまでテーマを絞ったほうが、より印象的なフォトブックに仕上がります。
もう一つ挙げておきます。レイアウトをいい加減に考えないことです。これは意外と重要で、統一感のないレイアウトは見ていて疲れます。とくに、贈り物にするときには気をつけたほうが良いでしょう。